Windows

[Windows]共有フォルダのアクセス権を設定する

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アクセス権の種類

共有フォルダのアクセス権は[共有アクセス許可]と[NTFSアクセス許可]の2つの許可エントリのセットによって決定します。
[共有アクセス許可]はリモートアクセス時のみに適用され、[NTFSアクセス許可]はリモートアクセス、ローカルアクセス時に常に適用されます。
共有フォルダのアクセス権を設定する場合には2つの許可エントリを適切に設定する必要があります。

アクセス権の継承

NTFSアクセス権では親オブジェクトのアクセス権が子オブジェクトに継承されていきます。
子オブジェクトから改めてアクセス権を設定する場合には親オブジェクトからの継承を無効化する必要があります。

ACL_1

継承を無効化するには[継承の無効化]をクリックします。
[継承のブロック]では現在のアクセス権限を引き継いで再設定するか、全て削除するかどちらかを選択します。

ACL_2

アクセス権の設定

共有フォルダのアクセス権を設定する場合は、[共有アクセス許可]と[NTFSアクセス許可]両方の設定を行う必要があり、権限管理の煩雑化や意図しないアクセス権が付与される可能性が発生します。
そこで共有フォルダのアクセス権はNTFS権のみで管理することをおすすめします。

NTFS権のみで管理するには[共有アクセス許可]に全てのユーザにフルコントロール権を付与します。

ACL_3

[NTFSアクセス許可]でアクセス権を設定します。

ACL_4

 

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