Oracle Clientをレジストリを含め完全に削除することがありましたので、この記事では削除手順を記載します。
削除手順ではレジストリを変更しますので十分注意しながら作業を進めてください。
Oracle Clientを完全にアンインストールする
環境
OS:Windows Server 2008 R2 64bit
Oracle Client:11g R2 64bit 11.2.0.1
アンインストール手順
サービス停止
- [スタート]-[管理ツール]-[サービス]を選択
- Oracleのサービス(Oraで始まるサービス名)を停止する
Universal Installer
- [スタート]-[プログラム]-[Oracle – HOME_NAME]-[Oracle Installation Products]-[Universal Installer]を選択
- [製品のアンインストール]をクリック
※インストール時にInstantClientを選択した場合は、Universal Installerがインストールされていないので、メディアから起動する - 削除対象のOracle Homeを展開-Oracle Clientにチェック
- [削除]をクリック
レジストリ
レジストリに項目が存在する場合に実施
実施前にはレジストリのバックアップを必ず取っておくこと
- レジストリエディタを起動
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\OracleHOME_NAMETNSListeneを削除、PC再起動
- HKEY_CLASSES_ROOT\
ORAMMCPMON10
ORCLSSO
OraOLEDB.ErrorLookup
OraOLEDB.Oracle
OracleInProcServer.XOraServer をそれぞれ削除 - HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLEを削除、PC再起動
環境変数
- システム環境変数名にORACLEを含んでいる変数を削除
スタートメニュー
- [スタート]-[全てのプログラム]を選択
- Oracleフォルダを削除
※”C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs” 内のフォルダ削除でも可
Oracleフォルダ
- “C:\:\Program Files\Oracle”を削除
- インストール時にOracleベースに指定したフォルダを削除
ex):”C:\app”